2019年度 4年 公式戦の結果




AブロックチャレンジリーグC

日時:2019年11月23日(祝)  場所:福井小学校

 
福井サン・ボーイ      
郡山フレンズ X       4x
初回、二死からマヒロが出塁すると足でかき回して先制。
先発リュウノスケは四球をひとつ出すも無失点で上々の立ち上がり。
二回ユウセイの安打から追加点をあげ、なおも下位打線でチャンスを作るも、相手の継投にうまくかわされ1点止まり。
裏の守りでリュウノスケの制球が乱れ、押し出しを重ね3失点。
ハルマに継投しなんとか4点までに抑えたが、その後両投手踏ん張りスコア動かず、2−4で敗戦となりました。

■打撃
球が速くない打ちやすそうな投手を前にして、気持ちがはやりオーバースイングの凡打では勿体無い。
打てると思う投手ほど、甘い球を自分のポイントで鋭く捉える意識が大事。
二番手投手は緩急も使って上手にかわされましたが、考え方は同じ。
ユウキ・カツキ・フウタは徐々に自分のスイングに自信を持って振れるようになってきたね!
その結果が出塁につながっているので自信にしてください。

■投手
二回の失点はバント安打一本だけでこちらも勿体無かったね。
リュウノスケはリズムが狂ってきたときにどう立て直すか、引き続きの課題なので焦らずじっくり取り組んでいこう。
まずは自分のフォームを身に付けること。
ハルマは5奪三振のナイスピッチでした!
チームでは今一番自信を持って投げられているね。

■守備
マヒロのキャッチャーフライ以外ほぼ守備機会は無かったけど、みんなしっかり集中して準備はできていた。
カバーリングを大事に。

■走塁
ユウキの2盗塁はじめ、足で投手も捕手も揺さぶって練習の成果が出せていました。
試合後、相手監督さんからも積極的な走塁を褒めてもらえたよ。
しっかり自信にして継続していくこと。

結果的に1安打の相手に負けてしまったのは、玉櫛戦と同じく相手との戦いになってない部分もあるが、今日は攻撃でもう一本あれば結果は変わってたかもわかりません。
打撃の反省でもあげたけど、チャンスでも自信を持って平常心で練習通りのスイングを出し切ることこそがヒーローへの近道。
投手も含め課題ははっきりしているので、しっかり取り組んでいくのみです。


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第38回ジュニア軟式野球大会 準々決勝

日時:2019年11月17日(日)  場所:沢良宜公園グランド

 
玉櫛スラッガー         15
福井サン・ボーイ        
前日の勢いを繋げたかったが、先発ユウセイをはじめ3投手が15四死球と崩れ、1回、3回にそれぞれ7、8失点。
相手との戦いにならなかったのが残念でした。
それでも、2回はリュウノスケの力投で0封。
マヒロは2盗を二つ刺し、センターユウキが外野フライを好捕するなど光るプレーもありました。
決して一人ひとりの力でそこまで差があるわけじゃないことを、みんなにはわかってほしいな。

■打撃
結果的にはノーヒットでしたが、前日同様しっかりスイングはかけられていた。
後はどんな投手でも自分のポイントで鋭く強くボールを叩けるよう、繰り返し練習あるのみ。
気持ちがはやると打てない、練習と同じスイングを試合でも自信を持って出していく。

■投手
今大会一番はっきりした課題は、投手の制球力でしたね。
リュウノスケをはじめ、みんな良いボールを投げる力はある。
もう一度じっくり取り組んでストライクを取れる力を身に付けていこう。
まずはキャッチボールを大事にすること!
誰がエースになれるのか、楽しみにしています。

■守備
今日は相手にたくさん点数をプレゼントしてしまいました。
柳木コーチの話は覚えていますか?
野球は投げる→打つだけではなく、守備の時はタイムがかかるまでずっとプレー中。
走者がいればいろんなことを考えて、想像して、準備する。
スキを見せず集中を続ける。
強いチームとは経験の差も含め、その辺りにまだまだ大きな差がある。
送球、捕球もキャッチボールが全て。
投手だけでなく、普段当たり前のようにやっているキャッチボールをもっと大切にしていこう。

私が監督になって、しつこく、やかましく、厳しく?そうじゃないこうじゃない、あれこれと言うようになって一年弱。
1勝という結果でジュニア大会が終わりました。
うるさいなぁと思うこともいっぱいあっただろうし、未熟な指導の下だったけど、それでもみんな良く成長し、頑張ってくれた結果の1回戦突破でした。
ジュニア達はまだまだこれから!1勝できるチームで満足するのか、2、3勝できるチームを目指していくのか、すべて自分たち次第。
4年生は学童へ、3年生はいよいよ自分たちのチームへと道は異なりますが、自分たちの可能性を信じて、チャレンジを続けるみんなに成長して欲しいと心から願います!


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第38回ジュニア軟式野球大会 一回戦

日時:2019年11月16日(土)  場所:沢良宜公園グランド

 
若鮎        
福井サン・ボーイ 2x         6x
先発リュウノスケの制球定まらず2点を先制されるも、その裏自分のバットで取り返しスキを突いた走塁で逆転。
しかし投球は波に乗れず、先頭を歩かせハルマにスイッチ。
代わったハルマが三者三振の快投を見せ、4−2で三回へ。無死から走者を許し内野ゴロ、スクイズで同点とされると、まずい守備で残した走者にも還られ4−5。
最後の攻撃は、キャップの意地の安打から一死3塁を作ると、ハルマが粘りの末にクリーンヒットで同点。
最後は相手投手のボークでサヨナラのホームを踏み、トーナメント初勝利となりました。

■打撃
取られた点をしっかりバットで取り返したリュウノスケ、土壇場でチームを救うヒットを放ったハルマ。
二人ともボールを強く叩けたナイスバッティング!練習通りのスイングを試合でも自信を持って出せたね。
しっかり打って勝てたことが、君たちの成長を現しています。

■守備
逆転された3回の守り、ハルトのフライ捕球はもう一歩。
スズもいつもの守りならば慌てずひとつアウトを取りたかったね。
同点で止めたかったが、スクイズの守りは・・・、またしっかり教えます。
ショートのタケルが当たり前のようにさばいた場面は、目立たないけど好プレーでした。

■投手
ハルマは早めの救援にも臆せずしっかり投げてくれました。
気持ちの準備もできていたし、大会という大舞台で今自分ができる事を精一杯出してくれた。
少しバテたけど、場数を踏めばスタミナもついてくるよ。
この経験を来年へつなげよう!

■走塁
ブロック戦で出た課題をしっかり練習して、その成果が出せた。
第1リードと第2リード、投手と捕手への揺さぶり、盗塁のスタート。
走塁にスランプはない、今できていることをしっかり覚えておいてください。

あきらめない戦いで、最後は自分たちの力で逆転し、勝ち切りました。
大会でみんなとひとつ勝てたことは本当に嬉しく思います。
去年のジュニア大会やその時のみんなの様子を思い出すと、みんな本当に上手になってくれました(^^♪


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AブロックチャレンジリーグB

日時:2019年11月4日(月)  場所:福井小学校

 
福井サン・ボーイ        
沢池レッドナイト 0x         9x
初回、こちらの攻撃が一ゴロ、投ゴロ、三振わずか5球で終わると、先頭を死球で出したリュウノスケ、後続を打ち取るも1点を失う。
2回、四球で走者を出すが1球でけん制アウトとなり、スズが何とか出塁するも後続続かず0点。
その裏、四球が続き苦しくなったところでフライが捕れず流れは一気に相手へ。
この回6四球でリュウノスケは降板し、後を受けたハルトも断ち切れず8失点。
3回二死からマヒロ、タケルの意地の連打で1点を返すが反撃はそこまで。
裏の相手攻撃中に時間となり、1−9で完敗・・・。

■打撃
今はストライクにしっかりバットを振るように言っているので、結果的にどんどんアウトになったけど、しっかり振れたしみんなよく当たるようになってきた。
次のステップとしてはもう少し狙いを絞って、ミスショットせず強く打ち返せるようになりたい。
総監督から話もあったように、前の打者・回が早打ちで次々アウトを取られているような状況、自分はじっくり見極めながら攻めていく、投手に球数を投げさせていく。
状況・流れを考えてそういうことができるようになれば、野球を知っているなあという感じになるよね。
追い込まれてからもしっかり粘ってクリーンヒット、それをつないで還したマヒロ・タケルの打撃は、二人とも練習通りしっかりボールを叩けていて、ナイスバッティングでした。

■守備
投手が苦しい時にこそ助けてあげられる守備力を身に付けよう。
それがチームというもの。そういう意味では今日はチームとしての戦いになりませんでした。
技術が足りないなら、そのつもりで練習して身に付けるしかない。
マヒロの一回の三盗送球は完璧。
プレーにも幅が出てきて頼もしい捕手になりつつある。
扇の要としてどんどんチームを引っ張っていこう。
ユウキはレフトが逸らしたボールを全部カバーしアウトも一つ取った。
できる事は全てやろうという気持ちが守備には表れていてカッコよかったよ。
最後のタケルの三ゴロは、状況がわかっていればベースを踏んでのフォースプレーでした。

■投手
リュウノスケにとっては悔しい・苦しい登板だったと思います。
アドバイスするなら崩れかけたところでどう踏ん張れるか。
冷静になって自分のフォーム・ボールを取り戻す、そのために自分が思い出すべきポイントは何か。
そういったものを練習から掴んでいないといけない。
制球に関しては技術的なことをもう一度整理するので、しっかりと自分のモノにできるよう練習しよう。
ハルトは良く投げてくれましたが、ちゃんと走者をケアしながらもっとリズムよく投げること。
投げる以外の動きを、野球をしっかり見て勉強して下さい。

■走塁
ハルトのけん制アウトは、リード時、投手から目を離さないという基本ができていなかった結果。
いつも練習で言っているがそれができなかったのは、練習でいかに試合と同じ気持ちでやれていないかということ。
他のみんなも何の練習でもそうやけど、自分の番だけでも試合と同じ気持ちで臨もうぜ。

自分たちの力が出せたとは言えない悔しい結果でした。投げるボールやスイング、送球。そうした一つひとつに差がそんなにあったとも思わないけど、投手の完成度、肝心な場面での守備、勝負に向かう気持ちで相手とは大きく差がついてしまいましたね。
チームを引っ張るべきは4年生。
打てなかったら、捕れなかったらどうしようとかそういう気持ちで臨んで結果は出ない。
うまくできなくて涙を流す前に、それだけの自信が持てる練習をする。
野球は勝ち負けのあるスポーツ。
相手もどんどん上手になっていきます。
好きで始めた野球を楽しんでプレーしたいのなら、もっと強い気持ちを持って練習にも相手にも向かっておいで。

嬉しかったのは3年生の活躍。
このところ練習でも少しずつ雰囲気を変えようという姿勢が見えてきたところ、試合も良い顔つきで臨んでいました。
フウタも初めて一試合フル出場したし、ハルマ・タケルも何とか最後まで一球一球集中して守ろうと奮闘していたね。
今日の敗戦を糧にして、ジュニア大会にチーム一丸本気になって向かっていこう。
全力で楽しんで臨めば、結果は後からついてくるよ。


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AブロックチャレンジリーグA

日時:2019年10月4日(土)  場所:太田小学校

 
東太田イーグルス        
福井サン・ボーイ        
初回、リュウノスケが走者を一人背負うも、内野ゴロ・2奪三振で落ち着いて切り抜けると、攻撃ではタケルが安打で出塁するも、盗塁死。
その後四球の走者を二人出すが、攻めきれず無得点に終わる。
二表、失策・四球で無死2・3塁のピンチを招くが、切り替えて打者一人づつに向かっていったリュウノスケ、三者三振でピンチを脱する。
相手も踏ん張り0−0で迎えた三裏、二死1・2塁からリュウノスケの当たりが相手野手の野選を誘い、カツキが待望のホームイン。
次打者への暴投で1点を追加し、攻撃途中で60分経過。初の公式戦勝利となりました。

■守備
良く集中して最後まで守り切ることができた。
スズのセカンドは安定、ハルマもスムーズな捕球からワンバン送球をきっちり投げ切ってくれたね。
カツキもフライを落下点に入りグラブに当て、あとは掴みきるだけでした。
試合展開から自然と集中し、しっかり準備できていたことが好守につながった。
「いつでも飛んで来い」と集中し準備することは本当に大事です。
けん制の連係プレーも、前回全く出せなかったところ良く挑戦できていました。
状況やタイミングなど学ぶ必要はありますが、今後も自分たちで考えながら積極的にやっていこう。

■投手
リュウノスケには常々、「打者が振ってくれる球を投げないと意味がない」と厳しい声をかけてきたが、腐らずにブルペンから意識して取り組み、試合でも同じ気持ちで一人づつ投げ切れたことが今回の好投につながりました。
練習での取り組みも含め、しっかりと自信にしてください。
ここからスタートし、もっと良い投手になれるよう練習を積んでいくよ。
ハルト、ユウセイ含め他の選手も、自分なりの強み・特徴をしっかり意識して練習に取り組み、キャップに続くような投球ができるよう頑張っていこう。

■走塁
カツキの先制点はあきらめず本当によく走っていました。
また2点目のタケルの走塁もスキを突いた好スタートで素晴らしかった。
しかしサインミスもあったし、緊張した試合展開でリードも消極的になりましたね。
各塁、走塁練習は改めてやりますが、投手にけん制球を投げさせるくらいの積極的なリードが取れるようになろう。
サインはなくても、常に走るぞと見せるようなリードが相手にはプレッシャーになります。

■打撃
9アウトのうち7つが空振り三振。
スイングできていることは良いが、少し考えを整理しないといけない。
セオリーとして覚えたいのは、打者はまず、追い込まれるまでの甘い球をしっかり打ち返したい。
追い込まれてからは、最後まで目を離さずファウルでも粘って甘い球を待つ、あるいは四球につなげていく。
これが基本です。

そのためには「最初から打てる球をしっかり打ち返す準備」ができてないといけない。
打者は打席に入ってからが勝負ではありません。
例えば「投球練習時にタイミングを計っておく」、「他の打者の時に投手の球がどこに決まっているのかよく見ておく」、「ネクストサークルで頭と気持ちを整理して狙いを絞る。練習で言われることを思い出す」
打席に入ってから投手の球にタイミングを合わせているようでは、好結果は出にくい。
打撃も守備と同じように準備がとても大切なんです。

チーム一丸となり最後まで集中でき、試合を楽しめたことが一番の収穫でした。
0−0で戻ってきた3回の攻防時に、「この試合楽しい!」と言っていたみんなの表情は輝いていたし、とてもカッコよかったです。
練習では厳しいこともいろいろ言われるけど、みんなでやる野球の楽しさが少しはわかったと思うし、そのために普段の練習をしっかり取り組むんだということが、出られなかった選手も含めてそれぞれが感じ取れていれば嬉しい。
もっともっとみんなの力を一つにしてチームとしてまとまることができれば、さらに大きな力が出せるし、このような試合はあと何回でも繰り返すことができるよ。
自分たちの力と可能性を信じて、みんなで高め合ってもっと良いチームを目指して頑張っていこう。


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Aブロックチャレンジリーグ@

日時:2019年8月18日(日)  場所:耳原小学校

 
安威インディアンズ         10
福井サン・ボーイ        
相手先攻で試合開始。先発ユウセイが連続四球で2点を献上。
打たれてもないのに試合が崩壊しそうな悪い流れを、センターユウキがフライを好捕し併殺でチームを救いました。
攻撃は四球で走者を出すが0点。相手投手の勢いに押され抑え込まれる。
二表は一死から初登板スズに投手交代。四球から本塁打を浴び厳しいスタートも、見事に持ち直し後続を断つ。
裏の攻撃で、2四球にスズの安打で二死満塁とするが、無得点。
三表、一死取るも疲れが見えたスズが2点許したところでハルトに交代。
ハルトは久しぶりの登板で初めは良い球がいっていたが、そこをしぶとく安打でつながれると5四死球と制球が乱れ、4点を許す。
一矢報いたい攻撃も、最後は北林君にビシッと三者凡退に抑えられ、0−10という結果に終わりました。

■打撃
今は正しいポイントで打つ練習を繰り返しているが、実際、試合で勢いのある球をそれなりのタイミングで打てそうな雰囲気があったのは、スズ・タケル・マヒロくらい。
始動が遅く、後ろ体重で体の近くでバットを振るので、ポイントが差し込まれるようなスイングばかりです。
引き付けることと差し込まれることは全く違う。
引き続き教えますが、今言われていること(ステップした足の線上でボールを叩く)がどういう意味なのか、自分なりに考えてみてください。

■守備
ユウキは前回捕りきれなかったフライを捕りきったナイスプレー。
球ぎわにチャレンジする姿勢を見せてくれたね。
その後ハルマもユウキへ声掛けしダブルプレーを完成させましたが、ひとつのアウトをそうやってみんなで重ねていく、その姿勢を覚えてください。
またカツキ・シュンノスケの声、スズの投手フィールディングも見事でした。
しかし全体では守備位置がおかしい、構えられない、声が出ない、励ましの声掛けができない、走者は走られたい放題、カバーに行けないなど技術以前のことも含め、課題はいっぱいでした。

■走塁
四球で出塁し盗塁を決めたハルマはリードもしっかりでき、サインも見れていましたね。
しかしその他の選手は、久しぶりの試合からかリードも怪しく、第二リードは小さく、次の塁を狙うチャレンジの姿勢も無し。
相手からすれば何のプレッシャーもないし、サインも出せません。
涼しくなるにつれ走塁練習はまた力を入れていくので、しっかり理解して身に付けていこう。

■投手
先発ユウセイは打者8人に4四球。
ユウキに助けてもらいましたが相手に向かってチャレンジする姿勢は感じられなかった。
技術の未熟さもあるが、周りを見る余裕もなく、自分や野手を信じて投げ込むこともできない弱さは変わってません。
そもそも相手を抑えたいという気持ちがあるのかも伝わってこない。
初登板のスズは、良くストライクを先行し、守備の動きも積極的でナイスピッチでした。
今後、けん制やカバーも覚えればさらに良い投球ができるでしょう。
ハルトは久しぶりの投球で思うようにいかない悔しさもあったと思うが、再スタートです。
投球だけでなくけん制、カバーリングなどすべてイチからやり直すつもりで取り組んでいこう。


振り返りで話したように、王者の安威さん相手に2回まで0−4で試合を運べたことは、できることをしっかり出せば試合にはなるのだという意味で自信にしてくれたら良いと思います。
しかし最後にはチーム力、精神力、投手力の集中が切れ、また打撃では為すすべなく1点も取れずに敗れたことは残念でした。

久しぶりの試合でしたが、ジュニアチームのゴールを11月の大会と考えると、残りあと3ヵ月弱。
そろそろ各々が自分のこと主体で楽しむ野球から、チームとして取り組む野球の本当の楽しさをみんなに教えてあげたいと思っています。
今日の試合、野球の「技術以外の部分」についてもすべて相手の方が上回っていた。
元気、あいさつ、整列、道具の整理、グラウンド上での態度、円陣で話を聞く姿勢・返事、打つ・抑えるという気持ち。
それらは自分たちが上手く、強くなりたいという思いからできることであり、強いチームはそれらを自分たちでできるということが、野球が上手になること、チームが強くなることにつながることを知っています。
一人ひとりが上手下手は関係無い、チーム全員で作り出す力・雰囲気。
現時点で技術に劣る君たちがそこで負け続けている限り、強いチームに勝てるわけないね。
目標を覚えていますか?もっと野球を楽しみ、強くなりたいと本当に思うなら、その辺から変わっていかないといけない。
全く厳しいことを言っているわけではなく、自分たちがどうなりたいかというだけの話です。


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第31回 茨木市学童二部軟式野球大会 一回戦

日時:2019年6月29日(土)  場所:東雲グランド

 
福井サン・ボーイ        
春日イーグルス        
公式戦初勝利を目指し、サン・ボーイ先攻で開始も、相手好投手の前に1・2番連続三振。
タケルが食らいつき中前に落とすも、2塁けん制の連携に仕留められ3人で攻撃終了。
守備は先発リュウノスケが先頭への死球から2失点するが、立ち直りの兆しとともに何とか踏ん張る。
反撃したい二回でしたが相手投手に隙無く三者凡退で終え、裏に4連続四球にヒットを絡められ、リュウノスケ→ユウセイにスイッチするが合計5失点。
三回にユウキ・カツキの四球からチャンスを作るも、上位打線が相手投球に手が出ず無得点。
最後は2点本塁打を打たれたところで、時間により試合終了となりました。

■打撃
伸びのあるストライクをどんどん投げてくる相手の勢いに、気持ちも押されなかなか手が出せなかったのが残念でした。
それでもタケル・スズ・マヒロのクリンナップは自分のスイングを出せていましたね!
どんな投手が相手でも打席でするべきことは、相手の球を打ち返すこと。
これから練習を重ねると、少しくらい速い球でも絶対に打てるようなるけど、まずは相手の球を「打ってやろう!」の気持ちを、絶対に忘れずに打席に入ろう。
だって打てたら楽しいでしょう!

■守備
グラブには当たっているが、捕球しきれずに失点につながった惜しいフライが二つほどあったことをみんなはどう感じているでしょうか。
私は、フライが落ちてくるところ(落下点)に、みんな入れるようになってきた!と感じています。
春から考えるとすごく進歩しているし、アウトを掴みきるまではもうあと一歩。
練習でしっかり落下点に入る動きを繰り返し、何度も失敗しながら捕球の精度を高めていけば、もうすぐフライでもアウトが取れるようになると思っています。

■走塁
相手チームのけん制は上手でしたが、2塁走者は野手の動きに惑わされず、しっかり自分のリード幅を取って投手の動きに集中する、という基本が守れていれば簡単にアウトにされることはありません。
次の技術としては、早いうちによく相手を観察、あるいはけん制を受け、リード幅を(自分の基本距離感+相手のけん制の上手・下手、投手の動きの素早さなど)に合わせて調整する。
そうやってしっかりリードを取り、相手を揺さぶっていきます。
それでもユウキ・カツキがけん制をかいくぐって、一球ごとに変わるサインにもしっかりと応え、見事に重盗を決めてくれました。
このあたりも春先からは格段に上達しています。

■投手
リュウノスケの課題は、ボール球の数を減らしストライク率を高めること。
もちろんそれが簡単ではないことは良くわかっていますが、意識して改善する以外ないので普段のキャッチボールやブルペンから自分の狙ったところに投げる、そこにこだわって取り組んでくれたらと思います。
技術的なことは一緒に考えてやっていこう。
ユウセイは満塁からあと一息まで良く投げました。
が、先発で投げたい気持ちがあるなら、普段のブルペンや試合中から気持ちのムラをなくして、自分のボールをしっかり投げ切ることに集中しよう。
二人とも課題は明らかなので、どう思って取り組めるかです。

ハルトを欠いた中、厳しい戦いは覚悟していましたが、走攻守に実力の差を示され完敗でした。
いくつかの練習試合で勝つこともでき、君たちの力も確実に上がっているけど、大会で勝ち進むにはまだ不十分だったということですね。
自分たちの実力はこんなものと納得するのか、こういうチームと互角に渡り合えるようになりたいと思うのかは、実際にプレーするみんながどうなりたいと思うか次第なので、そこは常にチームのみんなで考えて取り組んでいこう!
監督・コーチは君たちの思いに応えられるよう、しっかり準備するだけです。

難しい話はさておき、緊張?から動きや表情もいつもより硬かったかな。
もっと純粋にプレーすることを楽しめるようになれたらいいね!
練習も試合も団行事も、明るく前向きに楽しく取り組めるようなジュニアチームになれたら素晴らしいですね!


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第42回 三島地区スポーツ少年団協議会 軟式野球親善交流大会 一回戦

日時:2019年4月21日(日)  場所:摂津市青少年運動広場 A面

 
玉櫛スラッガー         13
福井サン・ボーイ        
毎年好チームの玉櫛さんにどこまで通用するか期待して大会に臨みました。
あいさつ対決では3−7といったところ。基本的に強いチームはあいさつも元気なのでこの辺りは見習っていきたい。
先発ハルト、相手1番を三振に取るも、2番にきれいにセンターに打ち返されホームラン。
四球の後、盛り立てたい野手が逆にエラーを重ね4失点を許す。
その裏、タケル、ハルマの連続安打から満塁のチャンスを作るが、後続が三者三振で無得点。
二回は1失点で切り抜けるも、三回、不運な当たりからいよいよ相手打線につかまり、2死までこぎつけたがユウセイと投手交代。
勢いを止められず、7失点を喫し、裏の攻撃は3人で打ち取られゲームセット。
悔しい2大会連続の初戦敗退となりました。

■守備
守備で取ったアウトが、サードフライ・ライナー、ショートゴロ、セカンドゴロ。
アウトは取れるようになってきたし、みんな精一杯守ったが、やはり初回の連続エラーが痛かった。
反省会でも言いましたが、試合では「もう1回!」はありません。
うまくなりたいなら練習の1球1球にどれだけ真剣に向き合えるかです。
外野守備は、練習で何度失敗しても良いので、フライが取れるようなチャレンジを全員で練習していこう。

■走塁
強肩捕手相手だったが、タケル、ハルマ、カツキ、出塁した選手はしっかりと盗塁を決めてくれました。
リードでの揺さぶり、第2リード、特に3塁走者の本塁を狙う姿勢には改善の余地があるのでまた教えていきます。

■打撃
タケル、ハルマの1・2番は良く喰らいついたが、意外と伸びてくる相手投手の球に全体的に押されていました。
力を抜いて球の速さに合わせてタイミングを取る。
速いボールにも身体を開かずに、センター方向に腕を伸ばして前で球を捉える感覚を今後の練習で養っていこう。
ただし、反省会で松田ヘッドも話していたように、喫した5三振は全て空振りでした。
みんなが気持ちを持ってチャレンジしたことは十分伝わってきました。
今度はしっかり打ち返せるよう練習を重ねていこう!

■投手
公式戦初登板のハルトは落ち着いてストライクを集めてくれました。
どんな場面でも余計なことを考えず投げ込めるのは、ハルトの良いところ。
ユウセイも四球を出さず最後までよく投げ切った。
二人とも課題は、腕をしっかり振って、自信を持って強い球を投げられるようになること。
今後しっかり練習していこう。
リュウノスケは悔しい思いをしたと思うので、これを糧に、強い気持ちで練習に臨んでください。

春の2大会は敢え無く終わりましたが、随所にみんなの進歩を感じています。
しかし、まだまだ実力不足であることも痛感させられましたね。
監督の立場としては、みんなで1勝を味わってほしかったけど、そこまで力を伸ばすことができなかったことを悔しく思います。
けれども、同時に、まだまだみんな伸びしろがいっぱいあって、もっとうまくなれるし、もっともっと楽しく野球ができるようになれるとも感じています!

次の大会までしばらく時間が空きます。
チームとしてどういうところを目指していくのか、みんなで考えてみよう。
どんなチームになれるかは、君たち次第です!


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第30回部長杯争奪軟式野球4年生大会 一回戦

日時:2019年3月30日(土)  場所:東雲グランド

 
福井サン・ボーイ          
玉島アニマルズ・プレジャーズ          
新ジュニアにとって初の公式戦。
試合前、対戦相手の気合のこもったあいさつにも負けじと、サン・ボーイのみんなもしっかりとあいさつができていました。
緊張の面持ちのなかにも精一杯頑張りたいという気持ちが伝わってきて、良かったと思います。

あいさつは引き分けでしたが、サン・ボーイ先攻で始まった試合は1回、四球の走者を出すもアウトを確実に取られ1点止まりだったサン・ボーイに対して、相手は先頭から連続出塁し、四球・エラー等で得点を重ねられ苦しい展開となりました。
2回二死から諦めずにつなぎ3点を返すも、その裏2点を返され、3アウトは取ったがそこで時間切れ。
4−7で悔しい敗退となりました。

■打撃
積極的な気持ちをもって、ストライクにスイングはできていましたが、力みや緊張からかバットの出は悪く、鋭い当たりは飛ばせなかったね。
ヒット性の当たりを打つには、無駄な腕の力を抜いて、しっかりステップ・タイミングを取り「下半身を使って鋭く振る」練習を重ねよう。
自分のポイントでしっかりと打つこと。
2回二死からユウキ・カツキが諦めずにしっかりと選球し、3点の反撃につなげてくれたのはとても良かった。
二人とも盗塁・スライディングもばっちり。
一人で点を取るのではなく、そこからみんなでつないで取れた3点でした。

■守備
1回の守備で最初のアウトを取るのにとても苦労しました。
2番打者の投ゴロは、もったいなかった。
たまたまリュウノスケのところに飛んだけど、試合の最初のアウトを焦らず取る大事さは、みんな分かったと思う。
また2回の守備では、もう1アウトが早く取れていれば3イニング目に入ることができたけど、チャンスはありながらも結果的には間に合いませんでした。
それが今のみんなの実力かなとも言えますが、チーム全体として、取れるアウトを一つ一つ重ねて最小失点に抑えていけるような守備ができるようになろう。
普段の守備練習等で、一つのプレーをいかに大事に意識できるか。
みんなのこれからに期待します。

■走塁
盗塁のサインにもきちんと反応できていたし、次を狙う積極的な姿勢は良かったと思いますが、焦った危険なプレーや判断ミスもありました。
「積極的な走塁」とはスキを見逃さないということで、「アウトになるかもしれんけどとにかく次の塁に走る」のとは違います。
リードをしっかり取ったり、行くぞと見せかけて揺さぶるだけでも、相手がミスをすることもあります。
またランナーは、アウトカウントをしっかり頭に入れておく。

■投手
公式戦という緊張感の中、しっかり投げてくれた3人はお疲れさま。
リュウノスケもハルマもユウセイも、下を向かず最後まで一生懸命投げてくれました。
投手はまたイチから考えますが、この春投手を経験したメンバーは、よりしっかりした球でストライクが投げ切れるよう、それぞれ練習に励んで下さい。

■フウタ・シュンノスケ
試合に出ずとも、ベンチから声を出したり、わからないなかでファウルボールを一生懸命主審に届けたり、自分がいまやるべきこと、できることを精一杯やってくれていました。
次の大会では出場できるよう、一緒にしっかり練習に取り組んでいこう。

初の公式戦は初戦敗退という結果に終わりましたが、新ジュニアチームの歩みはここから始まります。
大会は負けたら次の試合はありません。
試合後、もっと野球がやりたかったと言っていたみんなの気持ちが次につながるよう期待します。
顔を見ればみんなが悔しそうにしていたし、涙にくれる選手もいました。
その気持ちを、普段の練習時も忘れずに取り組んで、全員でレベルアップして、次は勝ち進めるように頑張ろう!


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